亡念のザムド 第3話 「偽装 国際郵便船」

引用:dアニメストア「亡念のザムド」


こーいうタイトルが付いていると、主人公達が乗っている国際郵便船「ザンバニ号」が偽装なのか、って思ってしまいそうだけど、まぁ郵便事業自体はちゃんとやっているようだからその点に関しては偽装ではなく生業なのではないかな。

もっとも、船長さんは「黒髪眼鏡の可憐な乙女」を偽装した武器マニアのヤクザな性格のようだけど(汗)。

第3話は主にザンバニ号での日常の話。
そしてザムドとなったアキユキの今までと全く異なる日常。

親の元で暮らしながら”なんでも一人でやってきた”と言い張るアキユキは己の身に降りかかった人外の出来事もまだ理解できてない。故に「助けてくれって言った覚えは無い」とつっぱり、ザンバニ号での生活をかたくなに拒む。

うむ、こーいうのは一人で生きていると思っている若者にはありがちな行動だね。

でも今回も結局ナキアミに助けられる。
眠るな、考えろ、と激されて。

「考えろ」と言うのがザムドのテーマの一つ。
己が何者なのか、何をすべきか、どう生きるのか。人はいつも考えている。
考えているからこそ人でいられる、ならば、考える事を止めたら人はなんになるのか。
ただ、今は何を考えるのか、考えない事とは何か、がまだはっきり語られてない。
今後はそこが肝なのかも。

もう一つ。
アキユキが去った後の先端島の様子がストーリー上で結構挿入されている。
主人公が旅立っていくストーリーの場合、往々にして残された人や故郷の事は語られる事は少ない。
特に島においてはアキユキは死んだ、と多くの人が思っているが、ハルだけはアキユキが生きている事を信じて待っている。
この「残された者のドラマ」も注目、でしょうか。

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