XP-5000DXがやってきた その3
「XP-5000DX」とか「タッチパネル ドライバ」とか色々なキーワードでGoogleを検索して、なかなか適当なタッチパネルドライバーが見つからないもんだなぁ、とこの週末は思いあぐねておりましたよ。
まぁ代表的なグンゼのタッチパネルドライバの他、Tycoのドライバや富士通、EPSONのPOSシステムのタッチパネルドライバとか、まぁいくつも、インストール>動作確認>動作しなかったらアンインストール、の繰り返し。
これって結構手間のかかる作業だよな・・・。
まぁそんなこんなで仕事もあるんでこればかりにかまけてもいられなかったんだけど、よーやく何とかできたんでご報告。
と言っても自力で何とかできた訳ではなく、個人的には非常に悔しいんだが、某掲示板サイトの情報で使えそうなドライバの情報があったので、それを参考にさせてもらった。
http://www.penmount.com/down_2_1.php
このPenMount 6000 Controller Drivers ってのがうちの場合はタッチパネルドライバとして使用する事が出来た。
ちなみにダウンロードしたのは Universal Driver V2.1.0.234 と書いてあるリンクのファイルだけど、どーもこれってシリアル/USB兼用のドライバらしい。
現に、事前に聞き及んでいた範囲ではこのタッチパネルはシリアル接続と聞いてたんだけど、うちの場合はUSB接続しているタッチパネルとして認識されているしね。
↓参照
さて、ドライバがインストールできたら、タッチされている場所を性格に計測できる様にする設定、所謂キャリブレーション設定をせにゃならん。
キャリブレーション設定は上図の「設定」ボタンをクリックする事で調整出来るんだが、ここでひとつ注意が必要だ。
それはキャリブレーション調整の為の測地ポイントが画面の縁ぎりぎりの所をさしているからだ。
ここでの測地が正確に出来ないと後々でタッチした場所が正確に出来ない事になるのだが、しかし上記のとおり、測地ポイントが画面の縁ぎりぎりでは指先のような「太い」ものでは正確にタッチできないのだ。
なので、このキャリブレーション設定をする際にはスタイラスペンや先の細い棒の様なものを用意したほうがいい。
わしは今回、ノック式のボールペンを使用した。
当然、ペン先は収納しておく。そうでないと画面にボールペンの跡が残ってしまうからね。
正確なキャリブレーションをした結果、タッチパネルの精度も大分上がり、これで指先での操作も自由に出来るようになった。
ただ、指先でのタッチ操作をするなら、画面解像度は落としたほうがいいのかもしれないとも思った。
このXP-5000DXの画面、一応XGA(1024*768ピクセル)での表示が基本なのだが、一段解像度を下げたSVGA(800*600ピクセル)でも全画面表示が可能である。
画面に表示する情報量は確かにXGAの方が多いんだけど、わしのような太い指先の人間からすると、ボタン類のタッチとかはXGAでは少々小さく感じてしまう。
となると、SVGAの方が全体的に大き目の表示=指先での操作は楽って事になる。
でもそーすると、画面が全体的に少しぼけた感じになってしまうのも事実で。
なので、画面解像度はXGAに設定し、「画面のプロパティ」>「デザイン」と選んで、「フォントサイズ」を特大に設定してみた。
標準的な文字の大きさを大きくすれば、タイトルバーの閉じるボタン等も相対的に大きくなり、指先での操作もやりやすくなるわけだ。
あと、マウスの設定も変更し、シングルクリックで操作が出来るように設定する。
ちなみにこの設定方法、意外とご存じない方が多いんだが、設定方法は何でもいいからフォルダウィンドを開き、メニューバーの「ツール」>「フォルダオプション」を選んで、「全般」タブの中、「クリック方法」を「ポイントして選択し、シングルクリックで開く」にチェックを入れる、これで設定出来る。
指先がおぼつかない中高年なんかもこの方法でマウスの設定を変更する方法で対処しているんだけど、それが役立っているって感じだ。
当面はこれでいってみようと思う。
そして、こうしてちゃんと使えるPCに出来たとなると、次はその使い道なんだが。
やっぱりわしみたいにPCの前に座って仕事してる人間としては、常にニュースや天気予報、メールの情報が表示出来る情報端末的な使い方がいいのかな。
そーすると、YahooウィジェットとかGoogleデスクトップ、もしくはwebブラウザ+igoogleのような使い方がいいのかなぁ。
まぁこのへんも検討課題だね。