普段はだらしがないが決める時はしっかり決める、それが少年にとって理想のオッサン

9/5の投稿でも言ったとおり、わしはもう10月からの新作アニメを追いかけるのはほとんどやめてますよ。
唯一例外的なのは「にゃんこい!」だけですかね。

後は正直どーでもいいって感じです。

真マジンガーも終わって、グレートが出てくるのかなぁ、って思ったらそのまま終わってしまって続きなしだし。
ハガレン新作もヒューズ中佐が死んじゃって、そこで切っちまいましたし。

そんなわしですが、未だに見続けているアニメが何本かはあって。
一つは「フレッシュプリキュア」。イースがパッションに転生する辺りから面白くて見入ってしまってて。40過ぎのおっさんとは思えんわなぁ、こーいうのって。

そしてもう一つ、見続けているのが「銀魂」。
もーね、最近はすっかりはまってますよ「銀魂」。

何がヤバいって、iPhoneに銀魂のOP集の再生リストが出来るくらい。
しかもそれらの1曲毎にアートワークを設定してるくらい。
銀時の声の杉田智和、俄然大注目してしまったりしてるくらい。

でね、ふと思いついたんですけど。

「銀魂」主人公、坂田銀時って、なんかよく似たキャラが以前にもいたなぁ、と。
誰かなぁと思ってたんだけど、よーやく思い出しました。
「CITY HUNTER」の冴羽 獠と同じじゃないか、と。

まずもって、2人のプロフィールってのがよく似てる。

共に年齢不詳。懐には当世ご法度の武器を忍ばせている(銀時は木刀なので完全にご法度って訳じゃないけど)。過去には大きな戦争に従軍し、そこで常人以上の戦闘スキルを見につけている。

住んでいる所も、お互いに歓楽街に程近い所に住んでおり(獠の住まいは設定では新宿の青梅街道沿いなのだとか。銀時の住んでいる”かぶき町”も現代の新宿歌舞伎町がモデルなのだろう)、呑み屋のお姉さん達には程ほどに顔がきく。
仕事がない、金がないといってる割にこーいう所で平気で飲んでいられるのも、そうした方面に顔が聞くからだといえるだろう。

更にお仕事面でも、スィーパーと万事屋、頼まれればおおよその事は引き受けてくれる、依頼人あっての仕事だ(まぁスィーパーは猫探しや屋根修理なんかしないけど)。

仕事面で言えば、2人とも修行とか新兵器とかで安易にパワーアップするような描写がないのも共通している。
獠のS&W 41マグナムや銀時の真剣/木刀二刀流など、状況に応じて武器を持ち帰る事はあっても、必殺技の様なものはなく、現有の戦闘力を最大限引き出して戦ってる。

そして決定的なのは、2人とも程よくスケベで程よくだらしない日常での生活態度と、一旦事を構えるとなると見違えるように決める所は決めるギャップ感だ。

こーいう、絞めるとこを絞めて、決めるところを決めるオッサンの姿ってのは、普遍的な理想のオッサン像なんでしょうな。

ジャンプに限っても、両津勘吉しかりだし、アニメでも後藤喜一しかりだし、TVドラマと中村主水しかり、工藤俊作しかり。

やっぱこーいうオッサン像は何時の時代にも求められるもんなんですな。

そーいう訳で、わしも普段は肩の力は抜いていこう。
そーすれば、いざって時に肩に力入れられるから。

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