わしは聞き分けのいい客、なのかな
火曜日の午後から、愛用のau iPHone4Sが3Gの電波がつかめなくなる、所謂「圏外病」になってしまった。
困った時のGoogleさん、でいろいろ検索してみたところ「リセットで治る」「SIMの抜き差しで治る」「復元で治る」と色々な説があり、ならば、という事で全部試してみたのだが、どれをやっても圏外病は治らない。
あーもー、こりゃだめだな、って事でAppleStore銀座のジーニアスバーを予約。翌日の19:30からの空きがあったのでここに予約を入れておいた。
ジーニアスバーでiPhoneの面倒を見てもらうのはこれが2回目。1回目は去年の5月に時計の時刻合わせが自動で出来なかったので、その解決策を相談に行ったのだが、たまたまその日にiOSのアップデートがあり、それでなんか解決してしまった、ってのがあった。
ただまぁ流石に今回はそれじゃ治らんだろうって思って持ち込んだのだが、案の定、ソフトウェア的なものでは治らないって事で、ハードウェア交換となった。
新しいiPhoneに故障したiPhoneからSIMを移し、慎重に動作確認。
対応してくれたジーニアスバースタッフのRさん(女性スタッフ)がデータの消失やらなんやらいろいろ注意、気遣いしてくれるんだけど、わし自身は
「とにかく電話がちゃんと通じて、連絡先がちゃんと復元出来れば後はこっちでどうにかするから」
で全部押し通した。
店側からすれば最低限の事で後は客が納得して自力でどうにかする、って言う事では扱いやすい聞き分けのいい客、って言えるのかな。
Rさんは年齢的にはわしと大分近い世代だと思うけど、非常に親切に対応してもらったし、わしのいつもの軽口のせいか、応対も終始和やかに進んだ。
ただ、そのわしらの席の隣からは些か険悪な雰囲気のやり取りが漏れ聞こえてきてたのが少し気になった。
MacBookを持ち込んだ中年のお客さんと黒人のサポートスタッフのペアなのだが、漏れ伝わってくる会話の内容を流し聞きしていると
「このMacBookには5年の保証があるのになんで対応出来ないんだ?」
「シリアル番号の履歴を確認しましたけど、5年保証がつけられた形跡はないです」
「うちにはその証書もあるけど」
「Appleでは5年の保証は扱ってませんが」
「そんなはずはないし、そんなんじゃお宅の製品は安心して使えない」
等々、話が何かかみ合わずに、とてもこちら側の様な穏やかな雰囲気にはなりそうもない。
まぁ全ての客がわしの様に聞き分けのいい客でもないだろうけど、さりとて言った/言わないのような水掛け論で険悪な状況になるのもサポートの現場としてはちょっと困るわな。
他の順番を待っているお客さんもいるんだし、出来れば揉めない様に事前準備をしてから行きたいもんですな。
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