あすみが丘プラザ プラザまつりに参加

あすみが丘プラザで毎月1回電子工作のもくもく会をやってる外房IT俱楽部ですが、11月25日、26日に開催されたプラザまつりにサークル参加してきました。

プラザまつりとは

平たく言えばあすみが丘プラザを利用するサークル、団体等で行う文化祭です。プラザまつりは過去3年間は新型コロナウィルスの蔓延を警戒して開催なしで過ごしてきましたが、行動規制も緩和されたことで23年は久しぶりに開催となった次第です。
まつりは「発表の部」「出店の部」「展示の部」と3つに分かれており、発表の方はコーラス、演奏等のサークルが体育館のステージで日頃の活動内容を発表し、出店はいわゆる模擬店/フリマの様に利用サークルが色々な物販をし、そして当方の様なサークルは日頃どんな活動をしてるのかを展示品で発表するというまつりになります。

外房IT俱楽部の展示物

サークルそのものが立ち上がって半年もないようなものなのであまり多くの展示物は出せてませんが…。
・LEDパネルを使った電光掲示板(吉川作)
・Raspberry Pi+カメラを使った動態検知(吉川作)
・Raspberry Pi+センサーで作る指定温度でブザーが鳴る温湿度計(吉本作)
・軒先気象データロガー(佐野作)
・LEDテープを使ったイルミネーション(佐野作)
・サーボモーターと厚紙で作るロボットアーム(佐野作)
・電子工作の事を紹介する動画(渡邉作)→入口用の動く看板
・WindowsPCをChromeOS動作するPCにするUSBメモリ(渡邉作)
・学研電子ブロックでうそ発見器回路を作る(渡邉作)


半分以上が既に作成済みのものなので改めてサークル活動中に作ったものはあまりないです。

自分のネタの話をすると、入口前においてある動く看板(右写真)は元々電子工作についての紹介動画を表示させておくために持ってきたDellのタッチパネルPCなんだけど、あまり動画を見てる人がいないのと、他の展示の部屋が存外に部屋の外まで掲示物を出してるので、それならばと急遽こさえた代物。

要はWindowsのスクリーンセーバー機能で画面いっぱいのサイズに作ったサークル名の入った画像を2枚用意し、写真のスクリーンセーバーにその画像を登録しただけ。普段の作業用PCを持ってたからサクっと作る事が出来たって程度。
一定間隔で2枚の画像が交互に動くだけなのだけど、これを最初からやってたらもう少し目立ったかな。

他の展示の部屋を見て気づいた点(来年の出展に際して)

1)壁際天井からのフックの利用

展示に使われた会議室には壁際の天井沿いにつるし物を下げられるフックがあり、大きな巻物等を展示するのにとても便利そうでした。
またこのような展示物があるだけでも会場が充実してる様に見えます。
今回当サークルはあすみが丘俳句会の方々と一緒の部屋になりましたが、あまり華美な展示物を置くと俳句の会の方々に悪いかと思い、その辺は多少抑制的に努めてたのですが、そこまで気遣う事はなかったのかも、と思います。
もっともこー言う大きな展示物は旧態依然としたもの、と言うのもありますので、電子工作サークル的には大きなモニターを持ってきて動画再生してもいいかな、とか思いました。

2)物販やった方がよかったかな

展示の部の部屋でも小物販売をしてるサークルがありました。
うちは電子工作のサークルなのであまり売れるものの金額も微妙なところではありますけどなんか考えられたら面白いかもですね。
ちょっと検索するとLEDで光るバッチなんてのも見つかりますし、アリエクスプレス辺りで発注すれば1個当たりの単価も安く出来そうですね。

3)部屋の外まで掲出/掲示してるのは…

写真は1階の階段横の壁なのだけど、展示の部は主に3階でやってるので、どうしても上まで来てほしい、という事でこんな感じで自分たちの部屋の外まで掲示、掲出されてて、これは正直どうなんだ、って思うところもある。
まぁこの位のポスター的な掲示はまだいいのだろうけど、他のサークルでは床にガムテを貼って導線を作ったり(ワックスがはがれるのでダメと館長が言ってた)ちょっとやり過ぎなサークルもあった。
最終的には館長判断だし、それに逆らうつもりない。ただこの辺のガイドラインは今回事前の説明会等でも明確に示されてなかったので来年の会ではそうした点を明確にしてほしいと思う。

4)部屋の設営は同じ部屋のサークル同士で打ち合わせした方がいいかな

実際の室内のパネルレイアウト。青がパネル、黒が掲示物。
左と真ん中の2列が俳句会、右の1列がIT倶楽部。
真ん中の列は掲示物が片面しか使ってないので両面に展示物を掲出すればパネルは4枚で間に合う事になる。
こーすればよかったかもって1例。
入口付近を大きく開けて奥まで目が届くようにし、真ん中を空ける様にする方が全体的に明るくなる感じがする。

今回外房IT俱楽部はあすみが丘俳句会と同じ会議室を使う事になったのだけど、サークル間での打ち合わせが十分出来てないせいもあってかうちの方の展示が外から目立ちにくいという様に感じる場面があった。
例えば入口にしても観音開きに大きく広げる事が出来るのだけど、俳句会が左手側のガラス扉面にポスターを貼ってしまったせいもあって部屋の左奥に陣取るうちのサークルの様子が見えにくい様になってしまっていた(実は動く看板を用意したのもその対策の一環)。
他にも俳句会のパネルの置き方でうちの方への導線があまり大きく取れてない、ってのも感じる所があった(上図参照)。この辺双方が勝手にレイアウトを決めてやったせいもあるのだろう。この辺は打ち合わせ以上に設営を同日同時間にやって総合的にレイアウトを考えた方がよかったかもしれない。
実際俳句会さんはパネルを5枚使ってたけど3枚、2枚で2列に組んで部屋の真ん中に置くようにしてたが(上図左)、これは正直奥の方の自分たちの存在を半ば目隠しするような配置ともいえる。また俳句会の方を見に来た方の回遊性は確保されているけど、それがIT倶楽部側の方には流れてこない(寸断されてる)ので上図右の様に奥を遮る様な置き方はしない等設営の打ち合わせや実際の設営時に相談すればよかったかも。

5)展示物の解説等は大画面モニタに出せるようにし、可能ならタッチパネルの導入も考えた方が…

これは展示物についての事。各人がパソコンやモバイルモニタを持ってきて展示物の紹介をするのはイイのだけど、どうしても展示物が小さく見えてしまう。そもそもRaspberry Piやそれより小さいZeroを使ってるんだから小さいのはしょうがないけど、その説明に使っているパソコンも携帯に適したB5サイズノートなのは展示物としては小さいかも。
また電光掲示板の文字入力も画面に触って操作しようとしている人が何人かいた。つまりタッチパネルが多くの人にとっても当たり前になってきてることの証左と言えるのではないだろうか。
もっともこうした機材は基本出展者の個人資産によるものだから、みんな大きなモニタ持ってきてッて訳にはどうやってもいくわけがない。
実は今回、自室で使用頻度が下がっている42インチのテレビを持っていくかどうか悩んだのだけど、結局搬出が面倒になるかもと思ってそれは控えたのだが、結果としては持ってきておき、各自のPCとHDMIで接続、セレクターで切り替えて表示出来る様にすればよかったのでは、と思う。
もしくはプロジェクタかな。実際他の展示室ではプロジェクタ持ち込んでる所もあったし。
展示をする上での客に対してのユーザーインターフェイスも今後は考えましょうかね。

来年も多分11月にはプラザまつりがあるでしょうから、その時はまた展示物、展示スペース、物販等も考えましょう。

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