各 Meetup グループのコミュニティビルディングの話を聞いてみよう Community Building Workshop Japan #6 に参加しました

ワークショップ最後の会

Community Building Workshop Japanのオンラインワークショップも今回で6回目になります。月1回6か月間の開催という事もあるので、今回が事実上の最終回になります。
『1月は日本全国各地で開催している Meetup グループよりオーガナイザーをゲストとしてお招きし、各地でやっている取り組みや今後の展望などについてお話しをお伺いします。』という事ですが、今回は特に1月に地震で大きな被害が出た富山、石川をはじめ西日本のグループが主に取り上げられており、東日本に住む身としてはちょっと偏った感じがしないでもない選出だったように感じる所がありました。
当日使用されたスライドはこちら。

Community Building Workshop Japan #6

日時:2024年1月26日(金)21:00~23:00
会場:Zoomオンラインの部のみ 27名

次世代に引き続いてもらう為の当代の頑張り加減

前段でも書いた通り石川や富山、関西Meetup等の西日本で活躍されるグループの活動状況と今後の課題が提示されました。
中でも個人的に興味深かったのがこれらのグループがオフラインの開場に使用している部屋の利用料金が案外お高い、と言う点でした。
WordPressはネット接続が出来る事が前提のシステムなのでオフライン会場もどうしても通信環境が用意されている場所を利用しなければならず、他にもプロジェクタやホワイトボードなどの用意も考えると必然的に貸会議室やコワーキングスペースの様な場所を選ぶことになり、キャパ的にも10人、20人入れる場所となると2時間の使用で3000円~5000円位の代金になってしまいます。もっともWordPress.orgではこれらの会場費については後日に清算をしてもらう方法があるので主催者側にそこまで深刻な金銭の問題にはならないようにはなっていますが。

翻って私の所属するChiba WordPress Meetupの場合、会場費は毎回1000円でおつりがくる千葉市内のコミュニティセンターの会議室を使っています。この会場にはホワイトボード/黒板はありますが、通信の環境は用意がありません。
ですがChibaの場合、私(渡邉)が公民館でパソコン教室を10数年やってきた経験があるので、ネット環境のない部屋でもMeetupが出来るホームルーターを持っているので、これで20人くらいまでの通信は十分賄い且つZoomも行えています。この話をすると安価で出来る事、ホームルーターでネット問題が解決出来る事に多少は注目してもらえました。

プロジェクタ、スクリーン、電源線等は全て渡邉の私物で用意してるもの(24年1月の会の様子)

一方でChiba WordPress Meetupの問題点も色々見えてきました。
一番の問題は諸々の機材を私の所有物で賄っている点=私が機材を用意できなきゃMeetupも出来ない、と言う点です。結局安い会場でMeetupが出来てるのも私が機材を持ってるから出来るって点に落ち着いてしまいますし。

これに関しては何か安い機材預け場所でも用意出来れば、そこに預ける事で今後別の人がオーガナイザーになってもその場所の情報を引き継ぐ事で解決できるかもしれません。
また次の世代のオーガナイザーをどう見出して育てるかも問題でしょう。
現オーガナイザーが頑張りすぎると次世代が出現しにくいというものあるでしょうし、しかし現在のMeetupを牽引していくのは今のオーガナイザーですから、この辺のバランスも考えないといけません。
コミュニティを作り上げていくのは中々一筋縄ではいきませんね。

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