亡念のザムド 第2話 「先端島思考停止」

1~4話が見つからん、と言っておりましたが、見つけるヒントを見つけました、って事で第2話。
タイトルにもなった「ザムド」が始めて登場。 「敵」と思われる異形の怪物(作品中では「ヒトガタ兵器」と呼んでいる)相手に、かなりの体格差ながら互角以上の戦いを見せている。 こう書くとザムド=ヒーロー、って感じもするが、ザムドはヒーローとはおよそ呼べないような異形の姿をしている。 そして後半に語られるザムドと神の関係。 まぁお決まりだけど、「ザムドって何さ?」の種はこの回に十分に撒かれている。 もう一つ注目するのは、先端島に駐留する軍隊。 空を飛ぶ「船」がありながら、上級将校は軍刀を下げてマントを羽織り、下士官の持つサブマシンガンはバナナマガジンが左側に突き出している。 どーもこのデザインは意識的に旧日本軍のそれをイメージさせる。 そういう部分の「レトロ」さと、空飛ぶ船の「フューチャー」さ、もザムドの世界のたのしみのひとつ、なのかしら。 |