若いお嬢さんはこんなことを知らんらしい
サッカー場でのイベント案内なんて仕事を最近たまにやってます。
そーいう時は現場のリーダーは大概は自分よりも大分年下なんだけど、こっちは日雇い、向こうは正社員、立場が違えば年齢を超えても”上”には従いますけどね。
ただ、そーいう若い人はいろいろ知らんことが多いんだなぁ、ってのをそー言う現場で感じることが多い。
例えば「杮落とし」と言う言葉。
正社員の中でも上級職の人が「○月○日、袖ヶ浦球場の杮落としのバイトを手配しておいて」って支持を若い女性の社員さんにしてたとき、その支持された女子社員さんが
「杮落とし、ってなんですか?」
・・・思わず笑いそうになっちゃったよ、わし。
演劇場とかホールとかで完成直後に行われる公演のことを「杮落とし」って言うんだけど。
ご存じないのかねぇ、今時の若いお嬢さんは。
若いお嬢さんの知らないこと、と言えば、同じくそのサッカー場案内のスタッフルームにいたお嬢さんが
「ピッチって何?」
って言い出したのもちょっとショックだな。
この場合のピッチとはPHSの事。PHS、つまり簡易携帯電話だな。
つまり今時の若い世代は最初から「携帯電話」ありき、で、PHSは使ったことも見たこともない、って事らしい。
まぁPHS自体、NTTドコモは撤退してしまい、今じゃウィルコムしかないわけだけどさ。それに千葉は地域的にPHSが十分に使えない地域もあるから、最初から携帯でないとだめ、ってのもわからんでもないけどね。
まぁそれにしても昭和は遠くなりにけり。
若い世代との格差と言うか、なんていうか、そー言うものを感じるのもジジィになった証拠だと思いますよ、ハイ
ピッチは狭い範囲限定(建物内)の通信機器としてまだ需要があるので、まだまだ生き続けると思います。
まぁ病院内での医師、看護師の連絡用にPHSを使っている例もあるんで、確かに生き残り自体は出来そうですが、しかしそれでもかなりの狭域での限定である、って事だと事業の拡大は難しいですな。
…う~む、杮落としは未だに使う歴とした日本語だし、PHSはウチの職場では未だに小規模範囲での通信手段(職場内の内線電話)として活用中ですよwww
特に、最近は携帯も電波によるペースメーカ等への影響は殆ど無いとは云え、携帯より更に電波の出力が弱いPHSは病院内等で非常に重宝しています
まぁ別に必須の情報では無いですが、仕事に関係する事であれば知っていて欲しいなぁ…プロなんでしょうから